損害保険募集人試験とは

 できれば契約や更新のとき以外はお世話になりたくない損害保険会社さん。担当の人と話をしながら,ふと,「この人どんな資格を取って仕事をしているんだろう?」と思ったことはありませんか?ある程度規模の大きな会社から来ている人もいれば,個人で代理店を立ち上げて業務をしている人もいます。どちらにしても,専門の知識や資格は必要です。そのような資格の一つが,「損害保険募集人試験」です。保険商品やコンプライアンスなどについての基本的な知識が試されて,それに合格した人は損害保険募集人を名乗ることができます。保険会社での仕事は専門性の高いものですので,損害保険募集人試験などの試験を受けておくことは,仕事を行なう上で役立つでしょう。

損害保険募集人試験の合格ライン

 損害保険募集人試験を初めて受けるときには,どの程度の問題が出るのが心配になるかも知れません。問題数は20問で,合格ラインは100点満点中70点です。問題自体もさほど難解なものはなく,保険会社からもらえるテキストをきちんと勉強しておけば,ほとんど心配なく解くことができるでしょう。コンプライアンスの問題は,常識的に考えれば正解するものが多いようです。合格率は90パーセント以上ということですし,ややこしい保険料計算のような問題もありませんので,通常の知識があれば十分でしょう。試験は,ほとんど毎月,全国各地で開かれています。特に保険関連の仕事をしていなくても,資格を取っておきたいという人も少なくないでしょう。

損害保険募集人試験の更新

 自動車の運転免許は一定期間ごとに講習を受けて更新しなければいけませんが,損害保険募集人試験についても08年度から更新試験を受けなければいけなくなりました。これは,損害保険に対する信頼回復のための取り組みの一環として行なわれるもので,5年ごとに更新をすることになります。当然ながら,新規の募集人と同程度の知識がなければ業務が行なえない訳ですので,これは必要なことでしょう。特に,損害保険の業務をするためには,最新の商品や改正された法律などについても精通している必要があります。試験の内容は,更新だからといって特別難しくなる訳ではなく,新規の募集人試験と同じレベルの問題が出題されます。